大阪市住吉区のマイクロスコープを駆使した歯の神経の治療

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根管治療

感染した歯の神経をきれいに除去し、
歯の寿命延伸に繋がる根管治療
歯の根の中には神経や血管が通る細い管「根管」があります。
根管内の神経がむし歯菌に感染したり、外傷などで壊死した場合に根管治療が必要です。
大阪市住吉区の歯医者 帝塚山るな歯科・矯正歯科クリニックでは、豊富な経験・技術やマイクロスコープなどの先進機器を駆使した根管治療を行っています。

根管治療とは

感染した歯髄や血管を徹底除去
歯の根にある神経が通る管を
徹底的に清掃
進行したむし歯は、歯の中の神経が菌に感染し、放置しておくと激しい痛みを引き起こすことがあります。そのため根管治療によって感染した神経を取り除き、その後細菌が再び侵入しないように処置する必要があります。
歯の根の中にある根管は神経や血管が通る細い菅なので非常に治療が複雑で、精密な治療技術が求められます。当院では再発を繰り返さない・根管内の汚染を徹底的に除去するために、経験豊富な技術をもつ歯科医師が在籍し、3DCTによる的確な診断やマイクロスコープによる高度治療など、安全・精密に治療を進められる体制を整えています。

気になる症状はありませんか?

根管の状態をチェック

  • 歯が浮いている感じがする
  • 歯茎が腫れて痛い
  • 噛んだ時に歯がズキズキ痛む
  • 歯茎を押すと違和感がある
  • 虫歯が神経に到達していると診断された
  • 歯茎に膿が溜まり、膿が出てきた

1つでも当てはまる方はお気軽に
当院へご相談ください

日本の根管治療の成功率

わが国における歯内療法の現状と課題(須田英明 2011年):根管処置歯における根尖部X線透過像の発現率
欧米基準に準じた根管治療の重要性
日本の国民皆保険制度により、根管治療を保険内で受けることはできますが、材料や診療報酬に関する制約があり、欧米の治療基準には達していません。
保険診療で行った根管治療の成績を見ると、失敗率(根尖部X線透過像の発現率)は50%〜70%、成功率は30%〜50%となっています。
帝塚山駅の歯医者 帝塚山るな歯科・矯正歯科クリニックでは、欧米クラスの治療水準で行う精密根管治療(自由診療)を行い、再治療のリスクを最小限に抑えます。
根管治療の保険診療と
自由診療の違い
保険診療 自由診療
視野 肉眼または
ルーペ
(1〜5倍)
マイクロ
スコープ
(10〜20倍)
診断資料 単純撮影
レントゲン
(2次元)
CTレントゲン
(3次元)
治療器具 ステンレス
スチールファイル
(硬く曲がりにくい)
ニッケル
チタンファイル
(しなやかで根管を傷つけにくい)
防湿 簡易防湿 ラバーダム
またはzooの使用
根管充填 側方加圧充填 垂直加圧充填
MTA充填
側方加圧充填
3種類から最適な方法を採用
1回の
診療時間
20〜30分 60〜90分
治療
成功率
30〜50% 90%(抜髄処置)

当院の精密根管治療

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ルーペを用いた精密根管治療
歯の根の中は非常に複雑で細かいため、肉眼では正確な処置が難しいです。当院では、マイクロルーペを使用して根の中を細部まで確認し、感染源をしっかり取り除くことができます。
視野を拡大する器具(ルーペなど)を使用することで、根管治療の精度が向上し、歯をより長く保存できる確率が高くなります。ルーペの使用には追加料金はかかりません。
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難症例に対応可能な
マイクロスコープ治療
根管内は複雑なため、感染源を取りこぼせば痛みが残ったり、再発を繰り返す恐れがあります。大阪市住吉区の歯医者 帝塚山るな歯科・矯正歯科クリニックでは、高精度なマイクロスコープを駆使することで、肉眼やルーペでは確認できない微細な部分までチェックし、取りこぼしを逃さず、難しい症例にも対応できます。
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歯の根の清掃を効率化する
専用器具
清掃には、歯の根の形状にフィットする柔軟性のある器具が求められます。従来使用されるステンレススチールでは届かない部分も、先進のニッケルチタン製器具を活用することで、隅々まで効率よく清掃できます。
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3DCTによる正確な診査・診断
当院では、従来の2次元レントゲンでは確認できない骨の中の病変・歯の状態・歯の神経の位置関係も正確に把握できる歯科用3D(立体)デジタルCTによる診査・診断を、より詳細な情報が必要な場合に行っています。

根管治療の流れ

  • *
    再感染から歯を守る処置
    治療する歯の周囲に唾液や歯石が侵入すると、再感染のリスクが高まり、再治療が必要になる恐れがあります。再感染のリスクを避けるために、「ラバーダム」というゴム状のシートで患部以外の歯を覆い、守ります。
  • *
    根管内部を徹底的に洗浄し、
    消毒処置を行う
    少量の歯を削り根管を露出させ、細菌に感染した歯髄(神経・血管)や歯の根先にたまった膿をすべて除去します。その後、歯の根の形を整え、内部の清潔を保つために消毒液で何度も消毒を行います。
  • *
    充填材で密封後、
    レントゲンで確認
    根管内を消毒した後、細菌が入り込まないように充填材で埋めて密封します。密封が不十分だと空気が入り、痛みや再感染を引き起こす可能性があります。
    充填材が歯の根の先までしっかり入っているかレントゲン撮影で確認し、隙間が確認された場合は再度充填剤を入れ直して確実に密封します。
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    被せ物を装着
    充填材が歯の根の先まで入り密封されていることが確認できたら、その上に歯の土台となるコアを入れて被せ物(クラウン)を装着します。
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    定期メインテナンス

    治療が完了したからといって安心してはいけません。今後も再治療や治療歯以外の歯を守るためにも定期検診にお越しください。帝塚山駅の歯医者 帝塚山るな歯科・矯正歯科クリニックでは、オーダーメイドの予防ケアをご提案し、口腔内のチェックや衛生士によるクリーニングなどで治療後もサポートいたします。

歯の根の治療を
続けることが重要

根管治療は通常、3回ほどの通院が必要となります。治療中は仮歯を使用しますが、強度が低くく隙間ができやすい特徴があります。治療中は細菌が侵入しやすいため、通院間隔は短めにご予約いただくことが望ましいです。通院間隔が長く空いてしまうと、治療が長引いたり、状態が進行して最終的に抜歯になる可能性もあります。
歯を長持ちさせるためにも重要なポイントとなりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。