親知らずとは、奥歯のさらに奥に生えてくる歯で、通常まっすぐに生えることは少なく、斜めや横向きに生えることが多いです。
当院では、歯科用3DCTを用いて親知らずの形態を3Dで確認し、安全な抜歯ができる体制を整えております。抜歯が難しい横向きの親知らずの場合でも、3Dレントゲンで正確に歯の状態をしっかり把握したうえで抜歯を行います。神経損傷の可能性がある場合は、専門的な病院にご紹介いたします。
抜歯の際は麻酔をしっかり行うため処置中の痛みはほとんどなく、
全身麻酔も必要ありませんが、抜歯後に麻酔が切れると痛みが出ることがあります。
親知らずの生え方によって痛みの感じ方が変わります。
親知らずの生え方は
主に3タイプ
親知らずがまっすぐ生えている場合、腫れが少ないことが多いですが、
斜めや横向きに生えていると、周囲の歯ぐきや骨に処置が必要となり
腫れが起こることがあります。
痛み止めと抗生物質をお渡ししますので、指示通りに服用してください。
追加の痛み止めもお渡しできますので、必要な場合はご相談ください。
思い当たる症状がある方は要注意
1つでも当てはまる方は
早めに歯科医院を受診しましょう
軽度な症例の場合マウスピースを用いた治療を行い、かみ合わせバランスを調整します。また、認知行動療法によって筋肉のマッサージや正しい顎の位置についてアドバイスを行います。かみ合わせの問題がある場合、矯正歯科治療を提案することもあります。
上記治療で改善が見られない場合、手術が検討されることがあり、その際は大学病院などの専門機関に紹介いたします。