歯周組織再生治療や移植術に対応可能な帝塚山駅の歯医者

ご予約・お問い合わせ
06-6105-1835
  • 24時間受付 WEB予約
  • メール相談・お問い合わせ

歯周病治療

お口だけにとどまらない
歯周病の影響
歯周病は細菌によって歯を支える組織を徐々に破壊して歯を失う原因の1位でもあり、
お口だけではなく全身疾患にも影響を及ぼします。
帝塚山駅の歯医者 帝塚山るな歯科・矯正歯科クリニックでは、軽度や歯周形成外科治療が必要となる重度歯周病まで対応していますので、ぜひご相談ください。

歯周病について

出典:8020推進財団 永久歯の抜歯原因調査(2018)
気づかないうちに進行する
歯周病の恐ろしさ

歯を失う原因は加齢によるものと思っている方も多いかもしれませんが、グラフが示すように、実際には歯周病が最も多い原因です。
歯周病は初期段階で自覚症状がなく、気づかないうちに進行してしまうことが多いため、定期的な歯科検診が重要です。当院では、診断から治療、メインテナンスに至るまで、患者様一人ひとりに合った治療計画を立て、歯を健康な状態で長く保つためのサポートを行っています。さらに、症状が進行してしまった場合でも、歯をできる限り保存するための歯周外科治療を提供しています。

実はその症状、歯周病かも?

歯周病の症状をチェック

  • 歯がグラつく
  • 硬いものを噛むのが難しい
  • 歯茎から膿が出ている・腫れている
  • 口臭が気になる
  • 歯茎が下がってきた
  • 歯の間に食べ物が挟まりやすい
  • 朝起きた時に口の中がネバネバ
    する
  • 歯磨きをすると歯茎から出血する

1つでも当てはまる方はお気軽に
当院へご相談ください

歯周病はお口だけの
問題ではありません

脳梗塞、動脈硬化・心臓疾患、糖尿病、早産・低体重児
歯周病が引き起こす全身の健康リスク
歯周病はお口の中だけの問題と思っている方は多いです。実は、歯周病菌が歯茎の血管を通して血流に入り込むことで、全身に広がることがあります。結果的に、糖尿病・動脈硬化・心臓疾患、脳卒中といった重大な全身疾患を引き起こす要因となり得ます。また、 妊娠中の歯周病は早産や低体重児のリスクが高まることも報告されています。さらに歯を失うと、抑うつや認知症の発症リスクが高くなるため、歯周病を早期発見し、適切な治療と予防によってお口の健康だけでなく、全身の健康も守ることができます。そのためには、定期的な歯科医院でのメインテナンスが大切です。
  • 糖尿病
    糖尿病患者は免疫機能が低下しているため、歯周病にかかりやすい傾向があります。歯周病が進行するとインスリンの効きが悪くなり、血糖値が上がる原因となります。しかし、歯周病を適切に治療することで糖尿病が改善する可能性があり、この2つの疾患は相互に影響し合うことが示されています。
  • 早産・低体重児出産
    妊娠中はホルモン変化によって歯周病にかかりやすいうえに、血液中に歯周病菌が侵入し胎盤を通して胎児に影響を与える可能性があります。
    早産や低体重児のリスク増加が報告されており、飲酒や喫煙、高齢出産といった一般的なリスク要因よりも影響があると言われています。
  • 動脈硬化・心臓疾患
    血管内に侵入した歯周病菌は炎症を引き起こします。炎症によって血管内壁が刺激されることで、血管が硬化して狭くなって血液が通りづらくなり、動脈が詰まる危険性が高くなります。
    その結果、心臓病や脳卒中といった循環器系の疾患リスクが増す可能性があります。

歯周病の進行に応じた治療

軽度歯周病(歯肉炎・歯周炎)

*
スケーリング
歯ぐきに軽い腫れや赤みが見られる歯周病の場合、スケーラーという専用器具を使って歯の汚れをしっかり取り除くことで、改善が期待できます。
歯垢は時間とともに硬化して歯石となり、普通の歯磨きでは取れなくなります。そのため、定期的に歯医者でのクリーニングにて汚れを除去することで、歯周病の進行を抑制して予防に繋げます。

中等度歯周病(歯周炎)

*
ルートプレーニング
歯茎の赤みや腫れ、後退などの症状が出る中等度歯周病は、炎症によって歯周ポケットが深くなり汚れが蓄積しやすくなります。その場合、スケーリングに追加して「ルートプレーニング」という専用器具で歯周病菌に感染した歯垢・歯石・歯質を取り除きます。歯根表面を平滑に仕上げることで、汚れが再び付着するのを予防します。

重度歯周病(歯周炎)

*
歯周形成外科治療
歯周病が進行して重度の状態になると、歯を支えている歯周組織が溶けてしまい歯が抜け落ちる恐れがあります。スケーリングやルートプレーニングでは十分な改善が期待できないため、外科的治療が求められます。
大阪市住吉区の歯医者 帝塚山るな歯科・矯正歯科クリニックでは、マイクロスコープを駆使した精密治療や、歯周形成外科専用のマイクロオペキットを活用して失われた歯茎や歯槽骨の再生を図ります。また、遊離歯肉移植術(FGG)や結合組織移植術(CTG)など、歯周組織を再建する高度な外科治療にも対応しています。

当院で行う主な歯周形成外科治療

*
歯周組織再生治療
歯周病により骨が溶けてしまった場合、自然には元の状態に回復することはありません。そのため、歯周組織が足りない部分に再生を促す薬剤を注入し、場合によっては人工骨を加えながら、歯周組織(歯根膜、セメント質、歯槽骨)の再生を行います。
上顎の結合組織と角化歯肉を移植
遊離歯肉移植術(FGG)
歯根を支えるための重要な歯ぐきである角化歯肉が不足している場合、上顎から歯肉ごと移植する方法が用いられます。移植によって見た目の改善だけでなく、歯の固定が強化されて歯磨きが容易となり、口内環境が健康に保たれ、炎症を引き起こすリスクが低くなります。
上顎の結合組織を移植
結合組織移植術(CTG)
歯茎が不足している部分に、上顎から採取した結合組織のみを移植する方法です。この方法では、内部の組織を移植するため、周囲組織との結び付きが良好で、体への負担が最小限に抑えられます。
また、上皮ごと移植する遊離歯肉移植術に比べて、移植部分と周囲の色が馴染みやすく自然な仕上がりになります。
リスク・副作用
  • 術後に歯茎が痛んだり腫れたり、出血が起こることがあります。
  • 長期間の経過によって、再度歯肉退縮が起こり、歯ぐきが下がってくることがあります。

歯周病を予防するためには

*
オーダーメイドプログラムで
歯周病の原因から改善する治療・予防をご提案
重度に進行した歯周病も先進的な治療で回復が見込まれますが、進行があまりにも進んでしまうと完全に元通りにするのは難しくなります。
歯周病を予防することができれば、歯を失うリスクの心配や身体に負担がかかる治療を受ける必要はありません。帝塚山駅の歯医者 帝塚山るな歯科・矯正歯科クリニックでは、全ての患者様に無料で歯周病菌の検査を行い、菌の種類に応じて適切な治療法やメインテナンス計画を個別に立て、効果的に歯周病の治療・予防を行います。